• Kumiko Matsuzaki

関西テーラー


私が糸紡ぎを最初に学んだのは京都の関西テーラー。

どうやって探し当てたか忘れたけれど、このレトロな建物の2階で教えてもらった。

元々織物を始めたのは広島。

新婚旅行先のアメリカ・オルベラ街で買ったナバホインディアンの敷物がきっかけ。

なんだ、これくらい織れるじゃん、と板に釘を打って糸を張って毛糸を渡してみた。

テキストとかそんなものも見ずに感覚だけで。

できない。

できないから、織物教室を探した。そこで出会った先生が素敵で私は織物にはまっていったのだけれど、織っていれば糸を染めたくなり、そのうち糸を紡ぎたくなり。。。

そんな時に京都転勤。

私はラッキーと小躍りした、、、のが33年前。

そして見つけた関西テーラー。

ここで、アッシュフォードの糸車を使ってひたすら糸を紡ぐ練習をしたのね。

最初に使った羊は「チェビオット」という比較的短い茶色の毛。手紡ぎに向いているという理由だったけど、ひたすら茶色で茶色でw

そして、化学染料を使った羊毛染めや色のブレンドまでを教えてもらい、どんどん糸紡ぎにはまっていくわけです。

細くて均一な糸を作る!というのが命題で、アートヤーンなんて言葉はまだまだ登場しない。

ホームスパンの時代でしたね。


注:写真はブログ「レトロな建物を訪ねて」より拝借いたしました。

懐かしくってググってみたら、こんな写真に行き当たり。でも残念ながら2009年に建て壊し。この建物を保存するとかそういうことはなくて、今はただのビル(グーグルアースで探したよ)


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